昨年の4月より準備を始め、5月11日(水)第1回俳句会を開きました。会員は8名で、毎月第3(水)を定例句会として、実施しております。
講師には俳句結社「対岸」日立支部長の小野さとし先生を迎え、さらに同人の中村斐沙子さんのご協力を得て開かれ、今回で9回となりました。会員の皆さんは多忙にも拘わらず参加し、2時間はあっという間に過ぎてしまいます。句会は皆さん生き生きとして、年齢を忘れて活発な質問と、熱気に包まれています。
第9回C-Netひたち俳句会
今年の新春句会は、下記の通り実施しました。
・日時:1月18日(水)14:00〜16:00
・場所:NPO法人コミュニティNETひたち多賀事務所
小野先生のお話
新年おめでとうございます。早いものでこの句会も9回を迎えます。皆さんの上達の早さに驚いています。皆さん良い句を詠まれるようになりました。俳句は何を読んでも良い、感動したことを五.七.五の俳句に詠んでいきましょう。楽しく続けることが上達の秘訣です。
有名俳人の新年の句を17句紹介、解説して頂きました。
初富士にかくす身もなかりけり 中村 汀女
晴天の山が押し合ふ初御空 今瀬 剛一
正月や放尿は山畑に出て 金子 兜太
1月より新しく正木敦子さんが入会されました。介護をしながら、時間を作り出しての参加です。皆さんに暖かく歓迎されました。
第9回C-Netひたち俳句会結果
◆小野さとし先生選◆
特選 始発駅蹠疼く寒さかな 芳洲
◎ 干し鱈の棒の如きを浸しけり 斐紗子
◎ 子供らも火消し半纏出初め式 典男
◎ 葉牡丹の中心の濃く力満つ キミ子 |