第10回C-Netひたち俳句会 2月の句会は、4月のような温かい日に恵まれました。
・日時:2月15日(水)14:00〜16:00
・場所:NPO法人 コミュニティNETひたち多賀事務所
小野先生のお話
皆さん大分俳句になれてきました。俳句を詠むに当っては、
(1)俳句のリズム、俳句に詠んだことが、読者に伝わらないと困りますので、俳句が出来上がっ
たら、声に出して読んでみる。上五、中七、下五 を入れ替えてみて調べ(リズム)を整える。
(2)俳句の格について
下五を体言止にすると、余韻、余情が出る。
体言止・・・一句の末尾を体言で終らせる。(名詞、代名詞、形容動詞)
口語の語尾・・・だ、だろ、な
文語の語尾・・・なり、たり、かり
(3)俳句は、季語、名詞、代名詞に語らせる。
(4)感動を現す ・・・なり、けり、かな
(5)NHKテレビ新春句会、有名俳人の選句を10句紹介、解説して頂きました。
(6)質疑応答 季語について、姫始め、マスク、
(7)固有名詞の使い方 中村 斐紗子対岸同人の話
第10回C-Netひたち俳句会結果
◆小野さとし先生選◆
特選 ざくざくとくるぶし埋まる霜柱 淳
◎ 婚の荷の運ばれてくる梅の昼 斐紗子
◎ 初対面の雰囲気溶かす鮟鱇鍋 興洋
◎ 雪霏霏と山の素顔かくしたり 光夫
◎ 深雪山美しくあり怖くあり 典男
◎ 蒼天へ胸張り出して瀧凍り キミ子
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