2月7日大子で行われた「第32回全国氷瀑俳句大会」に参加してきました。朝からきれいな青空が広がり冬晴れの良い日でした。袋田の瀧は日本三名瀑の一つと数えられ、高さ120m、幅73mという大瀑布は四段に落ちることから別名「四度の瀧」とも呼ばれ、多くの文人墨客が訪れ、それぞれに和歌や俳句、漢詩を残しています。道路の一部には雪が残っておりましたが、今日の瀧は真ん中の岩に凍りが少し有るだけで、水が流れておりました。
事前投句は一般の部1001句、小中学生の部1262句でした。小中学生の部の投句が増えたことは喜ばしいことです。との挨拶がありました。
今回は「対岸」主宰 今瀬剛一先生の「俳句の還暦」の講演がありました。
今瀬剛一特選 事前投句
- 舞上がる木の葉の高さ四度の瀧 松岡 路石
- 衝立の向かうも同じ牡丹鍋 平野 暢行
- 瀧芯まで氷りましたと観光課 植木 緑愁
- 滝壺の大き口開け雪の朝 武田 絋江