説明をしないようにする
語順入れ替えてみる
調べ、リズムが大切
韻文 韻(音のひびき)をふんだよいひびきをもつ文章
感覚の冴えの利いた句を
俳句にとって五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の五つの感覚)の冴えは大事である。
しかしもつと大事なのは、直観の冴え(物事をただちに心にとらえること)だろう。
長谷川 櫂
(参考)真帆ひかり港横須賀夏めけり
麦秋の中を走つてきてひとり
◆鈴木信行先生選句◆
特選 | 青梅雨や見舞ひ待つ妻見舞ふ |
芳 洲 |
---|---|---|
◎ | 流木の龍のごと浜夏めけり | キミ子 |
◎ | 起き抜けの春の紅葉の赤かりし | 正 |
◎ | 新緑を見よとこつそりガラス拭く | 光 夫 |
◎ | 折られたる菫たましひあるごとし | 仁 志 |
〇 | 花アカシア風にゆらゆらにほひたつ | 興 洋 |
〇 | 夢うつつ雨だれ微か梅雨の朝 | 典 男 |
〇 | 何時の間に花溢れてるあじさい邸 | 孝 |
〇 | 老鶯や今年はもういい来年も | 源 一 |
文責 萩谷 孝