第54回 C-Netひたち俳句会
10月26日(月)C-Netひたち秋の交流会が、「横川温泉・中野屋旅館」で行われました。台風接近の影響で、あいにくの天候となり花貫渓谷の紅葉散策、
グランドゴルフは残念ながら出来ませんでしたが、その分ゆったり温泉につかりました。懇親会はミニコミ誌の紹介、飲み物、食事、歌あり、普段あまりお話できない方と、顔を合わ
せパソコンの質問等、有意義で楽しい時間を過ごす事が出来ました。幹事のみなさんには周到な準備をして頂き、大変お世話になりました。みなさん、ありがとうございました。
10月の句会
・ 日時:10月21日(水)14:00~16:30
・ 場所:NPO法人 コミュニティNETひたち多賀事務所
小野先生の講話
今月の講話は「俳句の漢字について」のお話でした。
例句
・石の上春の霰の鮮しき・・・何と読むでしょう。
作者の気持を現している。 読み方は、結社、指導者から学びましょう。
俳句はルビをふらない方が良い。
・ 鮮しき(あたらしき) ・殴つ(うつ) ・美しい(はしい)
・ 没る(いる) ・瞑(めつむる) ・肌(はだへ)
・ 背(そびら) ・耳朶(じだ) ・顎(あぎと)
・ 顔(かんばせ) ・腕(かいな) ・臀(いしき)
ご参考 俳句用語辞典 飯塚書店
第54回C-Netひたち俳句会結果
◆小野さとし先生選◆
特選 |
どんどはれで終はる語部星月夜 |
キミ子 |
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◎ |
コスモスが揺れて母呼ぶ迷路かな |
淳 |
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◎ |
秋風の立ちて飯坂さはこの湯 |
要四郎 |
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◎ |
鳥打帽の父につき行く芒原 |
斐紗子 |
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◎ |
ほうき草色付く丘や鹿島灘 |
興 洋 |
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○ |
燈さずに月にしばしの思ひかな |
光 夫 |
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○ |
十五夜を独り占めして露天かな |
典 男 |
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○ |
中秋の月を見よとのメ-ルかな |
芳 洲 |
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○ |
後先へ見え隠れする犬天高し |
正 |
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