第102回 C-Netひたち俳句会
10月11日句友9名と秋晴れの1日を筑西市(旧 下館市)板谷波山記念館、しもだて美術館、蔵の街、荒川邸、中島商店、妙西寺等の散策をして来ました。
しもだて美術館は、開館10周年記念企画展を、10/5~11/24まで開催していました。茨城の巨匠:横山大観、板谷波山 ほか20名の作品展を見て来ました。
板谷波山記念館には、波山没50年「波山・発掘・初披露」と題し通常の展示とは趣を変えて、田端の旧波山邸の発掘品や未公開だったもの、併せて初公開の写真等が展示されていました。作品は勿論、三方焚きの夫婦窯が印象に残りました。
しもだて美術館では、横山大観の「霊峰飛鶴」森田茂の「黒川能」の力強いタッチの迫力ある絵に感動しました。下館・時の会より「波山、鳩杖、80年」として展示室いっぱいのガラスケースに並べられた、持ち手のところが鳩の形の焼き物の鳩杖は見事でした。波山の暖か味のある人間像が思いやられました。
10月の句会
・日時:10月16日(水)13:00~16:00
・場所:NPO法人 コミュニティNETひたち多賀事務所
小野先生の講話
今月は『無し』
100回記念句集についての話し合いに使わせて頂きました。
102回C-Netひたち俳句会結果
◆小野さとし先生選◆
特選 |
お見舞に木犀一枝添へにけり |
芳 洲 |
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◎ |
水指の白磁の牡丹秋澄めり |
キミ子 |
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◎ |
庭下駄の鼻緒のしめり秋の朝 |
光 夫 |
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○ |
秋の風人の恋しと投句箱 |
斐紗子 |
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○ |
稲刈りへ合羽支度の日曜日 |
源 一 |
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○ |
毬栗を画材にせむと二つ三つ |
興 洋 |
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○ |
渡り鳥一羽離れて遠ざかる |
典 男 |
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○ |
犬散歩水に浮きたる月すする |
正 |
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