第81回 C-Netひたち俳句会 新年明けましておめでとう御座います。本年もよろしくお願いいたします。
1月22日大子で行われた「第28回全国氷瀑俳句大会」に参加してきました。日立は雨でしたが、袋田の瀧に入る道路は雪で商店の方が雪掻きをしていました。1月の寒波で瀧が凍り、「しが」も流れたとテレビニュースがあり、楽しみにしておりました。今日の瀧は雨で氷りが解けたようで凍っていましたが、水の流れが有りました。
事前投句は一般の部802句、小・中学生の部1106句でした。小・中学生の部の投句が増えて喜ばしいことです。との挨拶がありました。
今回は「対岸」主宰 今瀬剛一先生の「あの日あの頃」の講演がありました。
今瀬剛一特選 事前投句
・ 奥久慈に夕日まみれの林檎捥ぐ 飛田 伸夫
・ 捥ぎたてのりんご脈打つ重さかな 菊池 ミツノ
・ 風ありて白鳥の数増しにけり 小松 道子
今瀬剛一特選 当日投句
・ 昏れのこる日だまりがあり冬の滝 笹川 昌子
・ 凍瀧をしっかりと見て畏れけり 小野瀬 逸子
・ 冬の滝音遥かなり観瀑台 飯村 精造
1月の句会
・日時:1月18日(水)13:00~15:30 俳句会
・場所:NPO法人 コミュニティNETひたち多賀事務所
小野先生の講話
今月はお休み
第81回C-Netひたち俳句会結果
◆小野さとし先生選◆
特選 |
無 |
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◎ |
余生とは言へど夢あり鏡餅 |
キミ子 |
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○ |
年の市客の取り巻く嗄れ声 |
典 男 |
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○ |
少年期の夢いずこなる木の葉髪 |
光 夫 |
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○ |
寒に入る六角堂跡さざ波す |
斐紗子 |
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○ |
恋瀬川橋の向かうの冬筑波 |
正 |
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○ |
大寒の朝茶を熱く濃く淹れし |
要四郎 |
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○ |
手水舎に龍の水口冬木立 |
興 洋 |
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○ |
大寒や水底に潜む小鮒かな |
芳 洲 |
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○ |
夫婦して犬と散歩の枯れ並木 |
源 一 |
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